第214回『私生活でも活用できる“コト視点の価値づくり”』



<今日のポイント>

 相手に届けた価値は、届けた人の魅力になります。

 マイナスの価値を届ければマイナスの魅力となり、プラスの価値を届ければプラスの魅力となります。

 それが積み重なるとき、自己の人柄になっていきます。

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 チームワークを良くしようと言いながら、良くするための具体的な取組みがなければ気持ちや掛け声だけで終わってしまいます。

 今回のコラムでは、“コト視点の価値づくり”を自己に応用していくことで、魅力的な自分になっていく方法を書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 お客様に価値を届けてお役立ちしていくことは、仕事では当たり前のことです。

 価値を感じなければ依頼も購入もされません。

 利用したとしても、価値を感じなければリピートにはなりません。


 “コト視点の価値づくり”は、お客様が体験するコトと、良い体験だったと思える価値にフォーカスして施策を考えていくものです。

 人対人の関係があるところでは、“コト視点の価値づくり”の思考技術と実践の技はいくらでも応用していけます。



 古典に書かれている『仁(じん)』という思いやりの心。

 自らが発する思いやりの心と行動によって、相手は『思いやってもらえた』という価値が届きます。

 『思いやってもらえた』というのは、『大切にしてくれた』という人の存在を満たす価値になります。

 自分のコトを大切にしてくれる人とは争うは起きません。

 自分のコトを大切にしてくれる人が困っていたら、協力してあげたいという気持ちが自然と起ります。

 だからこそ、お互いが相互に思いやるときというのは協力体制やチームワークが良いものになっていきます。

 組織が活性化して、チームワークを発揮していく組織づくりには欠かせないのが『仁(じん)』というものです。


 組織に関しては、このようなことを“コト視点の価値づくり”の思考方法で、お互いが価値を理解して行動ルールを作ることになります。


 行動ルールというものは、古典では『礼(れい)』という言葉で表現されています。

 人を思いやる心は、外に発せられて初めて届きます。

 しかし、発し方が分からない場合は発する事が出来ないので、礼(れい)という形にしてルール化するものです。


 もう何十年も私自身が実践している自分ルールがあります。

 『明るく元気に誰よりも先に挨拶をしましょう!』というものです。

 これが相手にどのような価値を届けるルールになるのか。


 組織ルールは、価値が分からなくても素直にみんなで実践すればいいのですが、自分にとって意味が分からないものは心が動かないので実践されないことも多々あります。

 そんなとき、“コト視点の価値づくり”の4ステップで価値を明確にして共有していきます。

 4ステップは、『①相手になって欲しい気持ちを考える ②その気持ちになる体験を考える ③その体験で届く価値を考える ④それを実践するための具体的な行動を考える』というステップです。

 この場合、相手の体験は『明るく元気に挨拶をしてもらった』というものです。

 明るく元気に挨拶をされれば嬉しい気持ちや元気な気持ちになります。

 良い方向へ心が動くもので、『大事にされている』という価値が届くものになります。


 逆を考えれば分かりやすいのですが、逆は『無視された』というものです。

 無視をされるとういのは、自分の存在を否定されるマイナスの価値が届きます。

 これでは良い人間関係を築くことはできません。


 『大事にされている』という価値をお互いに届けるとき、その相手に届けた価値は実践した人の魅力になります。

 だからこそ、『明るく元気に誰よりも先に挨拶をする』というものが、やらされ感でやるのではなく“やるべき”という積極的なものになります。 

 良い価値を発する行動は、やればやるだけ自分の魅力になっていきます。



 さて、私生活ではどうなのか?

 会社組織であれば、“コト視点の価値づくり”を共有してお互いが理解して実践していけます。

 しかし、私生活ではこの内容を相手は知りません。

 挨拶をしても挨拶を返さない人がいるかもしれません。

 手伝いましょうか?という言葉に対して、「余計なお世話だ!」と怒りだす人がいるかもしれません。

 電車で席を譲る声掛けをしたら、「年寄じゃない!バカにするな!」なんて言う人がいるかもしれません。

 このようなことを考えてしまうと、せっかくの価値ある行動をしなくなってしまいます。


 ハッキリ言います!


 良い反応をしてくれるだろうという相手に対しての『期待』をしていると、期待に応えられなかったときにガッカリします。

 このガッカリは、相手が生みだしているものではありません。

 自分自身の相手に対する『期待』が生みだしているものになります。

 よって、私生活では自分の価値ある行動ルールは“淡々とこなす”ということになります。

 もちろん、淡々とこなしながらも改善向上させていきます。

 いろんな行動ルールが積み重なっていくと、自分の習慣になっていきます。

 習慣になっているものは、相手に期待するものではなくなります。

 そして、良い価値を届けるコトが増えていく先には、その人の魅力という人柄になっていきます。

 奥様や旦那様との関係も、自分ルールは相手に価値を届けるものを習慣にしていく。


 相手がこの内容を知らなくても、自分が相手を大切にする行動を続けることで、それは自分の魅力になっていきます。

 「こんな考えがあるんだよ!」

 共有すれば、家族や夫婦、友人関係もお互いが魅力を届けるものに発展していきます。


 『言葉・表情・態度・行動・姿勢』というもので、自分が価値を届ける行動を決めて実践していく。

 どんな価値があるか分からないとやれなかったことが、“コト視点の価値づくり”で思考していくと意味あるものに変わっていきます。


 価値を届ける行動は、届けた人の魅力になります。

 会社であれば、お客様から魅力的な会社と思われ、人であれば周囲の人や仲間からそう思われるもの。

 初めは意識してやっていることが、習慣になれば無意識にでも魅力的な行動として周囲に届きます。


 これが人格になっていき、その人格によって人生が変わっていきます。




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