第236回『最強チームの組織風土づくり』



<今日のポイント>

 企業の目標達成に向けて行動する最強チームになるための組織風土づくりは、どんな企業でも形にしていけます。

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 目標に対して行動する人材と、あれこれ言い訳して行動しない人材では、目標達成確率に大きな差が開いていきます。

 企業の場合は、世の中の変化に対応しながら業績向上を常に目指していく必要があり、それを目指していく組織風土はとても重要になります。

 今回は、最強チームになっていくための組織風土づくりについて書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 企業における最強チームというのは、変化に対応して仲間と力を合わせながら目標達成に向けて絶え間ない挑戦を続けていける組織です。

 もちろん、方向性や目標達成に向けた戦略というものが無ければ、最強のチームであったとしても行動できないので、前提となる目指すものと目指し方は必要になります。

 しかし、その目指すものと目指し方を実施していくのは人材であり、一人ではなく協力して実施していくものになるので、最強のチームとして“人が動く”組織風土づくりも重要になります。

 素晴らしい知識や技術を持った人材が居たとしても、未来創造や目標達成していけない思考をしていれば、その知識や技術は活かされません。

 逆に、知識や技術が劣っていても、未来創造していくための思考を共有しているチームであれば、いろいろ挑戦して自ら答えを一つ一つ積み重ねながら、知識や技術を同時に磨いていく組織になります。

 知識や技術を学んで実践して磨いていくことと、それを活かして目標に向けて行動していくという両輪を、最強チームとして実践していくというのは、個々の人材に任せるものではありません。

 企業として教育していくための仕組みや風土づくりがあるからこそ、最強チームとして人材が力を発揮していけます。


 まず、人は変われるのか?という漠然とした問いを止めることです。

 変われるかどうかは本人次第という教育で、本人が変わるのを待っていても、企業としてはハッキリ申し上げて時間の無駄です。

 どう変わって欲しいかという明確な指針が無い中で、都合のよい方へ変わって欲しいと思っても、本人も変わりようがありません。

 指針があったとしても、自己変革というものは自分では『やっているつもり』になっているので簡単ではありません。

 このコラムを書いている私や、お読みになっている皆様も、基本は自分が正しいことを考えていると思っています。

 よって、何が言いたいかと言えば、最強チームになるために【変わらざる負えない】という組織風土にしていく必要があというものです。


 人は変われるか?という漠然とした問いを止めて、具体的に目標達成していく為の思考を上書きしていくことで、変われるというか、変わったという結果になっていきます。



 思考習慣というものは、先天的なものではありません。

 多くが育った環境や受けた教育による後天的なものです。

 人の本質的要素というものがあります。

 人に優しい・人を思いやる・人を愛する・人を助ける・人を喜ばせる・努力する・楽しむ・・・・・

 このような時の心の状態は、非常に好ましいものになります。

 心が『快』の状態で、自然と力が発揮できる心になっています。


 逆に、人を陥れる・自分勝手・意地悪をする・自分優先・自分だけが得をする・常に手を抜く・イライラ・・・・・

 このような状態のときは、不平不満やイライラ、ストレスが溜まるので自分の力を発揮できなくなります。

 幼稚園児は好ましい本質的要素を素直に発揮します。

 もちろん、学びの途中なので意地悪なことをするときもありますが、悪いことだと叱られて学びながらも、毎日を元気いっぱい楽しく過ごしています。

 そして、夜は電池が切れたように眠りに落ちる。

 本質的要素に生きているときは、充実しているからです。


 いつも言い訳や悪口などのマイナスな言葉を発する人もいれば、普段から前向きな発言をする人もいます。

 根本的な性格はありますが、発言する言葉は後天的に習慣になっていったものなので、最強チームとして目標達成していく『言葉・表情・態度・行動・姿勢・考え方』というものを、今からでも思考習慣として上書きしていけます。

 このような考え方で、人の本質的要素を刺激する習慣を組織として仕組み化することで、変わらざる負えない環境にしていく風土づくりが可能になります。


 仕組み化するものは多岐にわたりますが、協力し合うチームにしていくには、使う言葉の決め事から始めます。

 「何か手伝いましょうか」「ありがとう」「さすが」「いいね」・・・・

 仲間とお互いにサポートし合う言葉や認め合う言葉を基本にして、お互いの成長と成功をサポートする行動の決め事を仕組み化していきます。

 未来創造していく為の思考が自然と身につくようにするにも、使う言葉の決め事が有効になります。

 「でも・だって・そうはいっても」という変わりたくない思考や他社責任の言葉を『NGワード』にします。

 そして、自分事として捉える言葉で、「どうすれば・もっといい方法は・もっと良くするには」という言葉をみんなで使うようにします。


 ほんの一例ですが、最強チームになるための仕組み化や決め事をみんなで実践する時、そこから発せられる“コト視点の価値”によって組織風土が作られていきます。

 明るい組織風土であれば、明るい挨拶や明るい言葉、お互いの存在を大切にする雰囲気があふれる風土になり、そうなる為の決め事を実践した結果になります。

 人は良くも悪くも環境に適応しようとする能力があります。

 生存本能なので仕方がないという考え方ではなく、生存本能だからこそ、目標達成していくための思考や環境、風土があれば『良い方向へ変わらざる負えない』状態になっていきます。

 変わった企業様を沢山見てきました。

 そこで働く人の変わった姿を見ると、本当に誰でも変われると本気で思います。 

 最強チームで企業を盛り上げていきましょう!