第246回『自社がモテる!を実現する魅力づくり』



<今日のポイント>

 自社が他社よりもお客様にモテるには、そうなる為の魅力づくりの差別化が必須。

 魅力づくりの差別化は、お客様にとっての価値によって実現されます。

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 モテるという状態を作ることは、魔法でも不思議なことでもありません。

 しかし、この理屈を知らなければ、お客様から支持を得ていく為の取組みが作れなくなるどころか、商品やサービスを買っていただくこともできなくなります。

 今回のコラムでは、誰でもモテるを実現していける種と仕掛けについて書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 「お客様にモテるだけでなく、同じ考え方で社内でも頼りにされたりするモテる人材育成が出来るようになりますね」

 “コト視点の価値づくり”の思考技術と実践の技をお伝えする中で、クライアント様から『必ず』と言っても言い過ぎではない前記の感想が出てきます。

 魅力的な人になりたい、社内で上の立場を目指したい、会社の業績を伸ばしたいなど、これらに共通するものは、【モテる】ことを実現していく行動が必須だというものです。


 【モテる】というのは、嫌われることの逆です。

 お客様からは、「貴方のお店や会社の商品が良い!」

 職場の上司からは、「あいつには伸びてほしい!」「あいつは頼りになる!」

 職場の部下からは、「〇〇さんは厳しいけど、あこがれの存在!」

 家庭では、「お父さんは怒ると怖いけど、とても尊敬している!」

 どんな形であれ、『好意』になっている状態が【モテる】を実現しているものです。


 よく、人の評価を気にするなということが言われたりしますが、残念ながら二流の考え方だと言わざる負えません。

 誤解されることがありますが、人様の評価を気にして相手の言いなりになればいいというものではありません。

 そもそも、ナンバーワンを目指して自社を高めなければ、お客様に支持されることはありません。

 ナンバーワンを目指して、その先のオンリーワン(お客様からの視点)という、他社よりも貴社が良い状態がつくれます。

 一流を目指さなければ、一流を目指している他社にはかないません。

 二流でいいと思っている人材が、一流を目指している人より評価されることはありません。(一時的に良い結果を出して評価されても、長期的には追い越されます)


 仕事の目的は、会社の目的を実現していくことです。

 会社の目的は、お客様に他社よりも高いレベルでお役立ちして、自社の商品やサービスを利用して頂くことです。

 より高いレベルの差別化価値を提供するからこそ、世の中へのお役立ちにつながっていきます。

 お客様の期待を圧倒的に超えるくらいの気概で、期待されている評価を超えていくことが、会社の目的を果たしていくための仕事になります。


 【モテる】状態とは、普通の状態ではありません。

 評価を常に超えるくらいの“何か”があって実現できるものです。

 【モテる】状態とは、他社や他者からの評価になります。

 評価という言い方がしっくりこなければ、好意や信頼度という表現でもかまいませんが。

 さて、自社がお客様からモテるには、何にフォーカスする必要があるのか。

 自社の商売を通じた、お客様への『価値提供』になります。

 お客様の期待を汲み取り、お客様の期待を超える価値提供をしていくことで、更に同業他社よりも差別化されている『価値提供』です。

 会社の目的である『お役立ち』は、『価値提供』によって果たされます。

 「この商品はいい!」「このサービスがいい!」と、お客様が感じているときは、魅力的だと思っている状態です。

 【モテる】とは、『価値提供』によって魅力的だと思ってもらうことです。

 部下が上司から信頼されるには、部下のさまざまな上司(会社)に対する価値行動があります。


 会社には基本的に守って欲しい(期待される行動)職場のルールなどがあります。

 相手にとっての価値とは、望むことや求める事を満たす行動になります。

 時間を守る・提出期限を守る・こまめに報告する・挨拶をする・身だしなみを整える・・・・・、このような当たり前のことでも、望まれるものを満たす行動になるので、小さな一つ一つの価値行動が信頼につながっていきます。

 ここで【モテる】ために重要なのは、単なる『行動』として捉えるのか、相手にとっての『価値行動』として、価値が届くレベルでの行動にするのかです。

 挨拶一つでも、何も感じない挨拶もあれば、その場が明るくなる挨拶もあります。

 【モテる】を実現するには、『価値行動』にしていく必要があります。


 『自社がモテる!を実現する魅力づくり』の種と仕掛け。

 価値という種を、行動という仕掛けで実践していくものです。

 これが昔から言われる、“思いやり”を実践していく方法です。

 余談ですが、礼儀礼節というものは、思いやりや正しい行いを『カタチ』にしたもので、その『カタチ』を知っていて実践するときに、意味は分からなくても自然と価値行動になるものです。

 だからこそ、社内のルールなどは『当たり前』と思われることが書かれていたりしますが、『当たり前=大事なコト』で、モテるための行動の基本です。


 お客様へのプロモーションでも、価値を感じるものになっているか。

 接客でも、価値を感じるものになっているか。

 社内でも、家庭でも、それが積み重なって魅力的な人格というものになっていきます。

 現代風に書いていますが、古典を読めば昔から書いてあるものです。

 お客様へ、社会へお役立ちしていくのが会社の目的であり使命です。

 その為には、【モテる】を実現していくことは必須。

 モテることには、種も仕掛けもあります。

 自己を磨く、人材を磨いていくことと同じことです。