第259回『組織を強くする人材の“心の状態”』



<今日のポイント>

 仲間と協力して会社の目的と目標を達成していく。

 知識や技術に加えて、人材が○○の心の状態になることが活動を活発にし強化をしていきます。

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 2017年も今日を含めて残り6日です。

 今年最後のコラムは、新年からのスタートして2018年をより発展させていくために私が大切だと思っていることをコラムにしました。

 今回のコラムでは、企業はお客様にお役立ちしていく知識や技術に加えて、それを活用していく人材の姿勢や考え方が重要です。

 それを成していく人材の心の状態について書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 どんなに優れた知識や技術を持っていても、それが有効に活かされなければお客様にお役立ちして行くことができません。

 企業は常に切磋琢磨であり、優勝劣敗の連続です。

 他社よりもより良くを目指していく活動が求められます。

 油断すればすぐに足元をすくわれます。

 やる気を出す・積極的になる・ポジティブに考える・行動力を高める・・・・・組織を活性化していくには必要なことですが、これらは【○○の心の状態】が習慣にできると、教育などしなくても自然と解決されます。

 そもそも、やる気・積極性・前向きな考え・行動力も、誰もが持っているものです。

 好きなことをやるときに、やる気なんて出しません。

 喉がカラカラで水が飲みたいとき、行動力を高めようとも思いません。

 人は、自分が望むことを満たす価値に動かされます。


 よく、感情に動かされるという表現をされるように、望むこと(欲求)を満たす価値を感じることで感情が動きます。

 これは、プラスの価値に対しては満たされる感情が動き、マイナスの価値(満たせない)には不満の感情が動きます。

 いずれにしても、望むことや欲求に動かされるのが人という生き物です。


 そして、この人を動かす欲求には、“正しい欲求”と“邪な欲求”があります。

 正しい欲求とは、人の本質的要素である『人を愛する・人に優しくする・人を助ける・人を労わる・努力する・成長する・・・・』など、他にも沢山あるのですが、自分がこれらを行うことで心が快の状態になるものです。

 邪な欲求とは、自分だけが満たされたいというものからくるもので、『面倒くさい・低い自己肯定感を他者を攻撃して満たす・自分だけが損をしている・・・・・』など、これも他に沢山あるのですが、その時は満たされても後から罪悪感やモヤモヤ感で不快になってしまうものです。

 本当に満たされないから、また同じことを繰り返してしまう。

 邪な欲求に囚われると、はじめは行動力があるように見えますが、結果的には組織を強くするどころか自分だけを満たす欲求に動かされているので、組織を崩壊に導きます。

 より良く自己成長していくには“正しい欲求”で自己を動かすこと欠かせません。

 そして、この“正しい欲求”で自己を動かすための心の状態が、今日のテーマの『○○の心の状態』になります。


 やる気を出す・積極的になる・ポジティブに考える・行動力を高める・・・・・組織を活性化して強化していく状態にするもの。

 それは、

 【素直の心の状態】

 というものです。


 当たり前すぎて拍子抜けしたかもしれませんが、これが簡単そうで簡単でないものです。

 しかし、この心の状態は習慣化できるので、誰でも再現可能なモノです。

 よく、「感謝が大事」と言われますが、有難いと感じているときの心の状態が【素直の心】です。

 素直な心の状態であるときは、邪な欲求が顔を出さなくなり、自然と正しい欲求が顔を出してきます。

 素直な心の状態にあるときは、やる気や積極性などを意識しなくても、自然とそうなっている自分に気付けると思います。

 年初の初詣など、自然と素直な心になりやすいときですが、初詣のときにご自身の心の状態を確認してみて下さい。

 初心のように素直になっていることに気付けると思います。


 心を【素直】にする習慣が、人を自然と正しい欲求で動かすものになります。

 ぜひ、組織で素直な心を習慣にしていき、2018年の更なる発展を目指して頂ければ幸いです。

 本年もお読みくださり有難うございました。

 皆様、良い年をお迎えくださいませ。