第310回『勝利へ導く人材を育成する』



<今日のポイント>

 仕事で何かを勝ち取るには、それを実現するための戦略と価値提供が必須。

 組織に勝利へ導く人材が多いほど、勝率は高まっていきます。

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 ビジネスは優勝劣敗です。

 競合他店も必死に戦っているので、お客様喜ばせ競争で勝ち抜いていかなければファンは増やせません。

 勝つときもあれば負けるときもありますが、勝ち負けの勝率を高めなければ自店の存続が危ぶまれます。

 今回のコラムでは、競争の中で勝利に導く人材になるために、どんなことを学ぶ必要があるかを書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 企業にはビジョンや理念という、自社の存在意義となるものがあります。

 自社の商売によってどのようなお役立ちをしていくかという根本的なものです。

 この存在意義を中心に、外部環境分析と内部環境分析から、自社の力を最大限に発揮して勝ち抜く為の戦略立案を行います。

 戦略立案の中には、マーケティングも含まれます。

 戦略を実現するための戦術を練り、実行計画を立てて売上を上げていくことになります。

 そして、PDCAの改善サイクルを回しながら、目標達成に向けて継続して動いていきます。

 この全体像の中に、社員やアルバイトの方々など、職場で働く仲間が存在しています。

 【勝利へ導く人材を育成する】からこそ、目標達成に向けて戦略や戦術を戦闘として実行していけます。


 経営者や経営幹部、店舗の店長などは、当然ですが『勝つ為の戦略立案』が出来る存在でなければなりません。

 そもそも、戦略が勝てるものでなければ、どんなに優秀な現場社員がいたとしても勝利へ導くことはできません。

 上に立つ存在の人は、市場の戦況が変わるごとに、勝利へ導く戦略も修正して対応する必要があります。

 そして、現場での戦闘というものも、戦略を実現してお客様喜ばせ競争で勝ち抜く人材が必要になるので、【勝利へ導く人材を育成する】というのは、企業にとって必須の人材育成内容になります。



 よく質問されることがあります。

 「若い社員には難しいので、階層別に研修などを実施したほうが良いですか?」

 この質問は、当然といえば当然のことで、学ぶには順序というものもあります。

 小学1年生がいきなり分数の話をされても理解できないので、階層別に教育内容を変えてやる必要があります。

 と、言いたいところですが・・・・本当に【勝利へ導く人材を育成する】のであれば、階層別はおすすめしません。

 もちろん、1回や2回で終わるのではなく、同じ内容を繰り返し行うことが前提となりますが、初めから難しいことや、聞いたことが無い言葉にどんどん触れるからこそ、『自分が何を知らないのか?分からないのか?』も気付けるようになります。

 そもそも、研修などで話すことは、6時間であっても20時間であっても基礎になります。

 国家資格を取得したからといって、いきなりベテランにはなれません。

 実践しながら知識や技術を磨いていくことになります。


 余談になりましたが、階層別にやる必要がある内容もあり、階層別でないほうが効果が上がる内容もあります。

 【勝利へ導く人材を育成する】内容に関しては、多くの内容が階層別でなく、初めから難しいことに触れながら実践して身につけるべきものになります。

 最低限として、学び身につけるべきことがあります。(他にもありますが、いくつか紹介します)

 1.競争戦略

 さまざまな競争戦略を同時に学ぶことをおすすめしますが、勝ち方の基本として明確になるのがランチェスター戦略になります。

 私が認定インストラクターだから勧めるわけではなく、ランチェスター戦略が活用し易いからインストラクターにもなったというものです。


 2.マーケティング(価値づくりと価値提供)

 いろんなマーケティング手法が提唱されていますが、基本のマーケティングは必須です。

 コト視点の価値づくりは、基本のマーケティングをお客様視点で徹底的に考えていくものですが、『コト視点の価値づくり』の内容が理解できると、自分の魅力づくりにまで活用でき、『喜ばせ競争で勝つ為の実践の技』として身につけられます。


 3.チームワーク

 組織で勝つには、チームワークの発揮の仕方を知る必要があります。

 自分だけでなく、自分以外の人と力を合わせるからこそ、大きな目標を達成していけます。


 4.リーダーシップ

 リーダーがリーダーシップを発揮するのは当然ですが、リーダーシップは誰でも発揮できます。

 好ましい影響力で組織や人を活性化するためには、リーダーシップの発揮の仕方を知り、どんな立場や役職であっても実践する必要があります。


 5.人の本質的要素を高める

 5つめに書きましたが、これが一番重要です。

 人には誰もが生まれながらに『本質的要素』という、好ましい資質があります。

 これは、【人を愛する・人を助ける・人を思いやる・優しさ・愛のある厳しさ・積極性・慈しむ心・努力する心・誠実な心・素直・謙虚・尊敬する心・奉仕の心・・・・・】など、これ以外にも沢山ありますが、人としての根本は養わなければ邪心によって覆われてしまいます。(自分勝手になります)

 もちろん、【勝利へ導く人材を育成する】サポートをしている私自身が、クライアント様へご提供しているメニューのメインにもなります。

 中身内容を詳しく書くには、このコラムでは書ききれません。

 今回は基本的な教育すべき内容でしたが、ぜひご参考にしていただければと思います。

 お客様喜ばせ競争を【勝利へ導く人材を育成する】ということから、これらを身につけた人材は、自分以外の人を喜ばせる魅力的な人材としても成長していけます。