第324回『真面目なモテ理論(魅力理論)の実践-その12』



<今日のポイント>

 お客様に選ばれ、『貴方の会社が良い』と思われるには、

 選ばれない理由をしっかりと理解することが前提としてあります。

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 お客様、お相手に選ばれてモテる状態になるための価値提供は必須です。

 この価値提供レベルを上げていくには、前提として『モテない(選ばれない)思考と行動』ということを理解する必要があります。

 今回のコラムでは、『モテたいけどモテない』人が陥る重要なことを書いております。

 ぜひお時間を作ってお読み頂ければ幸いです。

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 企業が競合他社よりもお客様に選ばれるためには、お役立ちの価値提供レベルを高めることが必須です。

 個人が上司や女性、仲間から慕われるというのも、周囲に届ける価値提供レベルによります。

 基本的な魅力理論というのは、とてもシンプルです。

 お客様やお相手が、顕在的にも潜在的にも求めることを満たす価値提供を行うことです。

 私は18歳で社会人として働き始めました。

 9年間お世話になった会社で、当時の社長(現在は会長)に大変可愛がって頂きました。(時には厳しく)

 会社で働くには、会社の『経営理念やルール、身につけて欲しい能力、人としての姿勢』など、求められることを学んで自分のものにし、レベルを上げていく必要があります。

 こちらの会社には、600ページに及ぶ経営の行動指針があり、そこには【経営・戦略・さまざまな考え方・リーダーのあり方・人としてのあり方・人事関係・古典・・・・・・】など、多岐に渡る教えが書かれていました。

 現場での仕事も、もちろん他の人が認める以上のレベルでこなしていくことは当然として、会社(会長)が求める600ページに及ぶ経営の行動指針を学ぶことも当然です。

 600ページの経営の行動指針を作るために会長が学んできたことは膨大な量になります。

 ここに書かれている内容を、より深く学ぶために、私は当時から引用されている言葉が書かれた書籍を片っ端から読み漁りました。

 会社の月例会などで、会長が私に質問をしたとき、若輩ながらも経営の行動指針に書かれている内容を答えることが出来ました。

 2年目には、600ページの行動指針がかなりボロボロになるくらい、繰り返し読んでいました。(それでも、若かったので理解できないことがたくさんありました)

 このようなことなどがキッカケとなり、可愛がってくれた(厳しく)のだと思います。

 もちろん、これに甘んじることなく、あれから約30年近く経つのですが、今でも学び続けているのは、会長が学ぶことを教えてくれたおかげだと思います。


 私の個人的な話でしたが、モテる(魅力的になる)というのは、求められることに対して応えていく結果です。

 それを、会社に所属しているのに、自分勝手な考えで守らないということでは、モテるを実現することはできません。

 会社で働くというのは、会社の目的であるお客様へのお役立ちを果たしていく一員としての役割です。

 それを、自分勝手な主観で、自分の都合の良い解釈をして会社を利用する人がモテるわけがありません。



 今日のテーマである、モテるためには『モテない(選ばれない)思考と行動』を理解するというのは、【モテない人は、基本的に自己中心で自分勝手】というものです。

 ※モテない人は、自分の欲求を優先的に満たす思考と行動になっています。


 会社のお役立ち活動で、お客様から選ばれないというのは、そこで指揮をとる人の思考がモテないものになってる可能性が高いです。

 思考の順番が重要で、自分を満たすためにお役立ちをするのではなく、お役立ちの結果としてお金を頂くという順番です。


 モテない人は会話をしていると分かります。

 「こんなに一生懸命やっているのに誰も分かってくれない」

 「自分のことを相手が分かってくれない」

 「自分が、自分が・・・・・・」

 この他に、自分を満たす優越感のために、やたら人を蔑んだり悪口を言ったりする会話を平気でやる人もいます。

 会社に所属する人たちが、「お客様が自分たちの努力を分かってくれない、価値を理解してくれない」ということを言っているのと同じです。

 お客様は貴方たちの会社の努力に興味はありません。

 お客様にお役立ちするために努力をするのは当然で、お客様は自分にとっての価値に対して対価を支払うだけの話です。


 思考の出発点が自分主体だと、行動も自分主体になり、モテない結果を生み出します。

 モテないというのは、どのようなことなのかを知るからこそ、モテる価値提供が高いレベルで果たされます。


 会社も、個人も、お客様やお相手へのお役立ちが出発点です。

 この思考習慣を身につけるには、お相手が喜ぶための『お役立ちプラス1の価値提供』を普段から意識して行動することです。

 夫婦関係も、親子関係も同じです。

 婚活を頑張っている方は、お相手に求めるもの(自分を満たすもの)ばかり優先して、お相手が大切にしているものに気付かないということが無いように。

 お相手に何かを求めるなら、自分が提供できる価値が求められる以上かを省みることです。

 余談ですが、婚活を頑張っている人が、お相手に求めることばかり言うので質問したことがあります。

 「お相手に何を提供できるのですか?」

 この質問をしたら、しどろもどろで答えられませんでした。

 ビジネスでは当たり前の会話で、私も知り合った方には、「武内さんは何ができるのですか?」と、仕事の質問を受けます。

 そのときに、答えられないというのは、自分の仕事の価値が分かっていないか、考えてもいないでお客様からお金を頂こうとしていることになります。

 モテない理由を知るからこそ、モテる価値提供のレベルが上げられます。

 お相手が価値を感じるレベルにならなければ、モテ(選ばれる・魅力を感じる)ものにはなりません。